白髪染めをやめてどうなったのか

白髪を染めている人が日本の世の中にどれだけいるのか?
それはわかりませんが、電車の中、バスの中、街の中、意識して「白髪の人」を探してみましょう。
そうすると、明らかにご高齢の方は白髪の人がおおいですがそうでない人は結構染めています、というか「白くない」。

もりかみは男性なので、男性だけを確認してみました。
そうすると9割は「髪が黒い」

あの「吉川晃司」さんが白髪頭になったのは一時話題になりましたが、世の中の男性諸君にはそれが波及していないようです。

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ですが、うちの嫁さんが「白髪染めるのやめてみたら?」という一言。

そして散髪に行ったときの理容師さん(女性)の「いい感じの白髪だと思いますので染めなくてもいいかもしれませんね」というトドメの言葉。

それで半年前ぐらいに白髪染めをやめてみました。(現在も継続中)

で、どうなったのか?

黒く染めるのをやめても、当然髪は伸びます。
それで散髪に行く、すると短く刈ったところが白髪が多めになる。

髪が伸びる、散髪する。これを繰り返します。

するとだんだんと、白髪が多くなっていくんですね。
特にサイド(頭の横側)がそのスピードが速い。
頭の上の方が遅い。

きれいな白髪になるわけではなく、白髪と黒毛がまじります。
その割合がじわじわと白が多くなる感じ。
遠目でみるとなんとなく薄い灰色へと近づいていく。

白髪染めをやめた結果

そして今、思うこと。

鏡をみると、白髪が多い(目を細めてみると、側頭部は灰色)なのにまだ慣れない。

白髪を染めていた時の髪型にすると、老けて見える。
だから、短めの髪型にした。

白髪が多いだけで、髪の毛がどういうふうになっているか、髪の状態がわかる。
これは「髪がぼさぼさなら、それがはっきりとわかる」ということ。

白髪交じりだと、なんとなくルーズな感じに見える。
これだから、短めの髪型にする人が多いのかな、男性は。

髪がまとまりにくくなった。
白髪って硬いんです。だからなおさらです。

顔つきによっては、すごく老けて見える。
だから髪型をどうするのかが結構大事。

頭部のどのあたりが白髪が多いのかにはいくつかパターンがありそう。
後頭部の首の根本なんかは、黒かったりします。
一番前髪が白い人もいますし、そうでなくても見上げの少し上に帯状に白いのが目立つ人もいます。

60歳、あるいは65歳すぎても黒くしている人もいます。
自分の年齢で白髪が多いんだから、この人は絶対白髪が多いはず。でも黒い。これは白髪染めしているぞ、と。

仕事先やお店での対応が少し丁寧になった。
「自分より年が上」と思う人が、自然とそういう対応してくれているように感じますね。

抜けた毛・落ちた毛が白いというのが多くなって、少しへこむ。

シャンプーで洗浄した直後の手触りが、なめらかではない。

白髪染めは売っているけれど、うまい感じに灰色に染める毛染めはない。

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というわけで、自分が今の自分の姿に見慣れていないのが原因のところが多くあります。

白髪(または灰色)でも、なるべく老けて見えない髪型をさがす必要はありますね。

30年前ぐらいまでは、むしろ白髪を染めていない人が多かった記憶があります。

それぐらいに戻ってほしいかな。
自然に変わっていく自分をそのまま受け入れらる世の中のほうが、気が楽ですから。