30~49歳の多くがこのまま行くと暗い未来が待っている

これまで僕が会った30歳から49歳の年齢の会社員のほとんどは、70歳になっても働かなければいけません。

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こんにちは、なんで皆な危機感を持っていないのか不思議でならないモリカミです。
10人中9人は自主的に生き方を変えない、という言葉を実感しています。

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僕達は将来、今の65~75歳の人たちが「第2の人生を楽しんでいる」生活を過ごせません。

「僕達が将来どのような生活を送るのか」という見本になる人たちは周囲にはいません。

両親や祖父母は、自分たちの経験を元にして僕達の将来にアドバイスをすることがほとんどできません。

今誰もが次のことは知っています。

  • 日本人の少子化と超高齢化が進む
  • 日本の景気がよくなっている実感がない
  • 安全保障関連法案が成立した
  • 防衛予算が年々増加している

これが今後も大きく改善しないことは十分予想できます。
今後多くの商品価格が値上がりしていくこと(インフレ)も考えられます。
実際2015年のインフレ率は1.01で、去年よりも今年は値上がりしています。

このままいくとこれから10年後20年後は

  • 今よりも税金が上がる
  • 年金支給開始年齢が65歳ではなくなるか、支給額が今よりも減る
  • 今よりも物価が上がる

となります。

国民の数は減っていくけれど必要な予算額は増えていくのですから、
国が税金を増やすのは当然です。

会社の多くは、50歳以上になると給料が下がります。

55歳で早期退職させ、55歳は再雇用する形で給料が減るケースもあります。
60歳から再雇用するケースは年々増えています。

頼みの綱は退職金だけ。

さらに、

そもそも定年まで今の会社で働けるのか?
今の会社は自分が定年まで存続しているのか?

これは誰にもわかりません。

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わかっているのは、
このままの生活を送ると暗い未来が待っているということです。

将来の生活が苦しくなる

僕達の収入(給与)は、今後の支出(生活費など)の増加には追いつけません。
生活費が家計を圧迫していきます。
収入がなければ、貯金を切り崩して生活する毎日が待っています。

もちろん例外はあります。

  • 親からの資金援助がある
  • 親と同居していて住居費がかからない
  • お金持ちである
  • 給料が高額

このように恵まれた環境にいれば、
将来のお金の心配をしなくて大丈夫かもしれません。

そうではない多くの人は、

自分がこのままの生活を続けて将来大丈夫なのか?

と漠然とした不安を持ちながらも、何も行動せずに毎日を過ごしています。

そんなこと考えすぎだよ、どうにかなるさ

と思っていたら、それは自分が何もしないことに対しての言い訳でしかありません。

僕達が将来のお金の不安をなくすためにまずすること、

それはこれから死ぬまでの貯金の変化をシミュレーションすることです。

ライフプランニング

これをおこなった結果で、あなたの今後の行動が決まります。

「自分が死ぬ時点で貯金が残っている」のなら、今の生活を続けても大丈夫。

「自分が死ぬ前に貯金がなくなる」のなら、今の生活を変えなければいけません。

死ぬまでの貯金の変化をシミュレーションすることを「ライフプランニング」といいます。

生命保険の加入時や住宅の購入時に、業者が作ってくれることがあります。
でもそれではあまり役に立ちません。

ライフプランニング(生涯設計)は

  • できるだけ現実に沿って計算すること、
  • 転職や家族構成の変化があったときに再び計算すること

が大切です。

このためには、

ファイナンシャルプランナーに相談する
または
自分でライフプランニングをする

ことです。

ライフプランが一度完成すると、
将来への不安が少なくなったり、
将来への危機感を持つようになります。
そして
今後どうするべきかを真剣に考えることができるようになります。