ヤング ブラック・ジャック 感想

久しぶりのブラックシャックのアニメ。
アニメ「ヤング ブラック・ジャック 第1話 医者はどこだ!」を観ました。

1960年代のブラック・ジャック。
若いころはどうだったのかなぁ、と昔漫画を読んだ時に思ったものです。

第1話 医者はどこだ!

あらすじ

渋滞した道路、踏切で立ち往生した路線バスとその後ろにいる自転車に乗った男の子。
前の車は進まず、電車が衝突してしまう、、、

事故の被害者は大学病院に運ばれますが、
労働環境改善のために病院の医者の多くがデモ参加中。
人出が足りないところに、学生のブラック・ジャックに声がかかります。

彼が治療をしているときに病院に運ばれてきたのが、自転車の男の子。
男の子は右腕と左足が切断された状態でした。

対応した医者は腕と足の接合はすぐに諦めてしまいますが、
ブラック・ジャックはできると言い、、、、

感想

ブラック・ジャックが学生の時に、始めてオペをしたときの話です。
彼が法外な治療費を患者の家族に請求するのもこれが最初です。

昔はピノコはいませんので、
若い彼を取り巻く登場人物もいつものメンバーと違います。

これまで漫画で読んだのとは違うストーリーに、
新鮮な気持ちで観ました。

社会派漫画のブラック・ジャック、
今回のアニメシリーズでも期待を裏切りません。

第2話 拉致

あらすじ

夜に突然襲われ意識をなくすブラック・ジャック。
気が付くと手足を拘束され、他にも5名ほどの男性達が同じ部屋に監禁されていました。

しばらくして現れたのは借金の取り立て屋。
この男が監禁した張本人でした。

取り立て屋は皆に借金をチャラにする代わりに臓器提供を提案してきます。
その臓器とは「心臓」。

臓器提供の適合者として男たちの中から選ばれたのは、
ブラック・ジャックとレイモンドという男性。

どちらかを選ぶために現れたのが、心臓がほしい新教宗教の教祖。
反抗的な目をするブラック・ジャックを教祖は選ぶが、、、

感想

これまでまだ世界では心臓移植手術は成功したことがない時代。
そこで、裏の世界では成功させている医者「ジョーカー」の存在を知るブラック・ジャック。

心臓移植とは、一人の命を殺し、一人の命を伸ばすこと。
手術したい医者としての欲と葛藤するブラック・ジャック。

貧しい国にいる娘のためにお金がいるレイモンド。
「自分の命と引き換えに娘を助けることになる」とブラック・ジャックに手術を頼みます。

キャラクターの背景の設定、
お金を持つものが優遇される社会、

今回も社会問題について考えさせられました。

最後にブラック・ジャックがとった行動には、「なるほど」と思いますよ。