僕らのドラえもんは恍惚の人

今のドラえもんの声に違和感を感じる僕らの世代。
そう、僕らにとってドラえもんの声は大山のぶ代さん以外考えられない。

でも藤子不二雄ワールドから離れて大人になった僕らは、すっかりドラえもんのことは忘れていた。

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こんにちは、このニュースと現状を知って少しショックなモリカミです。
時間の流れは皆に平等。自分が年をとれば大山のぶ代さんも年をとるのです。

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大山のぶ代さんが現在82歳。
それにすごい驚きましたが、さらに彼女が認知症であることを今年2015年5月に公表していたことには「彼女もまた一人の人間」という現実をつきつけられた感じでした。
というよりは「すべての人の”年齢”という時計の針は平等に進んでいる」ことを思い知らされました。

かつて僕の祖父母がそうであったように、ドラえもんの声優さんが認知症になって老いていく。
これは哀れみの気持ちではなく、いつか自分の親にも起きる現実なのだという気持ちです。

彼女を支える夫の砂川啓介さんの「僕は絶対に認知症になれない。絶対に先に死ねない」という言葉が、
今度は少し遠い将来の妻に対する思いと重なりました。

と言っても妻の家系では認知症はいないのですが。