連続小説「リーチ先生」が終了
毎日なにげに読んでいた新聞の連続小説「リーチ先生」が完了しました。
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こんにちは、ささやかな楽しみが今日がで終わってしまい、すこし寂しいモリカミです。
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最終話を読んだ感想、
ああ、こういう終わり方か、なるほど。
ドラマチックではなく、陶芸の世界で生きるリーチ先生の後ろ姿を高市がみつめて終わる。
リーチ先生、本名バーナードリーチ。
(Bernard Howell Leach、1887年1月5日 – 1979年5月6日)は、イギリス人の陶芸家であり、画家、デザイナーとしても知られる。日本をたびたび訪問し、白樺派や民芸運動にも関わりが深い。日本民藝館の設立にあたり、柳宗悦に協力した。
参照元:ウィキペディア
実在した人物で、経歴をみると小説そのまま。
日本で民芸品の陶芸に感動して自分でも陶芸をはじめ、
最後には故郷のイギリスに日本人の友人達と一緒に行き、そこで工房を作ってしまう。
陶芸とは鑑賞のためではなく、
日用品として使い勝手と美しさの両方をもったもの、
この考え方をイギリスだけでなくヨーロッパに広めた人です。
これは日本の柳 宗悦(やなぎ むねよし、または やなぎ そうえつ)の影響をリーチが受けた結果で、
宗悦の名言
名もなき職人が実用のためにつくり
庶民の日常生活の中で
使われてきたものこそ美しい。
この言葉は僕はかなり好きで、
欲しくなるものは「機能美」をもった実用品です。
たとえば椅子とか腕時計とか照明ランプなど。
小鹿田焼
おんたやき、と読みます。
小鹿田焼(おんたやき)は、大分県日田市の山あい、皿山を中心とする小鹿田地区で焼かれる陶器
参照元:ウィキペディア
この小鹿田焼をリーチ先生も陶芸研究のため、1954年(昭和29年)から1964年(昭和39年)の約10年間滞在して作陶を行いました。
この間、近くのお店で一週間だけ小鹿田焼の販売があって実物をみてきました。
この画像よりも実物はもっと風合いがあっていい!
食事用のお皿として4枚買いました。
新聞の小説がきっかけでこの皿が今手元にあるのは、不思議な気がします。