ドウェイン・ジョンソンのオーバードライブ

オリジナルタイトルはSNITCH。密告という意味です。

Snitch Movie

アクション映画と思って見ましたら、ちゃんとヒューマンドラマになっていて、
軽い気持ちで、犯罪に走る(麻薬の取引)と後悔するぞ、っていうメッセージも入っています。
自分の子どもがまさか悪いことをするなんて、、、、という親の思いだったり、
離婚して母子家庭で暮らす大変さ、子どものつらさ、も垣間見えます。

娯楽アクションではないですね。

あらすじは、
主人公のジョンは、前妻の息子ジェイソンが麻薬密売容疑で逮捕される。
アメリカではこの容疑で有罪になると最低10年の刑務所暮らし。
そうならないためにジョンは父親として奮闘します。
そして潜入捜査に協力することになり、、、、

この部分がオリジナルタイトルが「密告」という意味です。

ジョンを含め、2つの家族が登場し、息子を愛する父親が2人います。
それぞれの立場、家族への思い、など。
どちらもまたどこか不器用な父親ですが、必死に前へと進んでいきます。
妻の思いもよくわかります。
前妻の気持ち、今の妻の気持ち。

この映画を見て感じる色々な場面で感じるリアルさは、ノンフィクション・実際にあった話を元に作られているからです。

しっかりとした構成、無駄のない進み方、そしてアクションシーン、
なかなかいいヒューマンドラマのあるアクション映画でした。