櫻子さんの足元には死体が埋まっている 感想
何とも赤川次郎のミステリー小説のようなタイトルですが、アニメです。
第1話 骨愛ずる姫君 を観たのでレビュー。
あらすじ
舞台は北海道の旭川市。主人公は高校生男子の館脇正太郎、そして古いお屋敷に住むお嬢様の九条櫻子。
櫻子は変わった趣向があり、それは「骨が好き」ということ。
いろんな動物の骨標本を作る標本士の仕事をしてしまうぐらい。
なぜこの2人が出会ったのかはまだ不明ですが、二人で出かけると必ずと言っていいぐらい「あるもの」に遭遇してしまう。
今回は増毛の海岸に趣味の骨探しに来てみると、そこで掘り当てたのは人骨だった。
そう、あるものとは「死体」なのだ。
櫻子は頭蓋骨を持って帰ると大喜び、
正太郎が警察に電話すると「これは私の物」と言い出す。
警官が到着し頭蓋骨を引き渡すように櫻子に言うが、彼女は「この死体が誰なのかはわからないだろう」と答える。
なぜかという問いに
「頭蓋骨の特徴から100年前の女性だから」と答える櫻子。
北海道で活躍していた法医学の先生を父にもつ櫻子、彼女は骨の特徴などからいろいろな情報を知る鑑定能力を持っていた、、、
感想
まるで夜9時からやっていそうなサスペンスドラマをアニメでやったような感じです。女刑事と新米警官みたいな。
アニメの絵はきれいですね、結構力入っています。
高校生の青春時代と、ゆったり流れる北海道の時間、ミステリアスな櫻子。
正太郎のことを「少年」と呼ぶ櫻子は何歳かわかりませんが、自動車が運転できるので18歳以上です。
中学生・高校生以上向き。
2話3話と進むにつれて人間関係や櫻子の過去などがわかってきて、このアニメの世界がより具体的な感じになってくる気がします。