売れる商品を作るポイント

お金を貯めたい、そのためには売れる商品を持つことが一番効果的です。

自分のオリジナル商品を販売して人気が出れば、売上が一気に上がります。
季節に関係なく1年中売れるものなら安定して利益が出ます。
毎月数万円以上の収入が得られることも夢ではありません。

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こんにちは、「100商品を出して売れやすい商品が1個できた」モリカミです。
自分で考えて販売した商品が売れるのは最高に気分いいです。

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商品は
「品質がいい」「よくできている」「デザインがいい」「安い」
だけでは売れません。

誰が使うのか、誰が欲しがるのかを考えて作り、
どうやったら商品の情報がその人達に届くのか、

ということが大切。

でも、これだけではほとんど売れないことが多いです。

その人達(購買層)に

欲しいと思わせる、「必要なものだ」と思わせる

ことで売れます。

人に買う気にさせることができるかどうかは

アイデアが浮かんで商品化を考えたときに
「売れるための条件を満たすのか」どうか、

でかなり決まってきます。

すでに売れている商品についても、
「この商品が売れるのは何故なのだろう」と考えると
売れるための条件を満たしているからだと思い当たります。

アイデアを思いついた時点で6割、
そのアイデアをどんな商品にするのか、人にどうPRするのかで4割

これが僕の考える「商品が売れるか決まるポイントの割合」で、

この2つについてわかりやすく紹介してくれているのがチップ・ハース氏。

彼の著書「Made to stick 〜Why Some Ideas Survive and Others Die〜」、
ここに書かれた記憶に焼き付くアイデアの6原則です。

記憶に焼き付くアイデアの6原則

日本語訳は「アイデアの力 日経BP社」で出版されています。

この6原則についてブログで書かれていますので紹介します。

原則1:単純明快である

  • 核となるアイデアを見つけ、その核となる部分を簡潔に伝える。
  • 三つ言うのは何も言わないのに等しい。
  • 腕利きの庭師の技。
  • 明確なコンセプト。
  • 理想は「ことわざ」。ことわざは「智恵の固まり」。

原則2:意外性がある

  • 相手の「関心をつかむ」基本はパターン(常識)を破ること。驚きが関心を引き寄せる。
  • 「関心を持続させる」には、知識の隙間(=苦痛)をつくりだし、曖昧なままにしておき、好奇心・興味を持たせ続ける。(知識の隙間理論)
  • 知識がないときは、穴を埋めて隙間程度になるように知識を与える。
  • 「どんな情報を伝えるべきか」から、「どんな疑問を抱かせたいか」に切り替える。

原則3:具体的である

  • 理解と記憶を促す。
  • 具体的であると目標をわかりやすくし、協調を促す。
  • 五感で検証できるものは具体的である。シミュレーション、イベント、展示物、小道具等。
  • ことわざの多くは、抽象的な真実を具体的な言葉に置き換えたもの。
  • 既存のイメージと関連づける。

原則4:信頼性がある

  • 外部からの信頼性:権威者、反権威者。
  • 内在的信頼性:細部の利用、統計に実感を湧かせる、事例
  • 統計は判断材料のインプットとして用いるのは良いが、アウトプットとしては用いない。
  • 検証可能な信頼性:相手に検証してもらう。

原則5:感情に訴える

  • 抽象概念よりも、個人。
  • 行動を起こさせるには感情を掻き立て心にかけてもらう。
  • そのためには、関連づけ、自己利益に訴える、アイデンティティに訴える
  • 自己利益を受ける本人を主語にする。
  • 商品の特徴ではなく、消費者へのメリットを訴える/実感させる。
  • 自己利益はマズローの欲求段階説の底辺部だけではない。自己利益の訴求はフラットかつ重畳的。

原則6:物語性がある

  • (予防的)シミュレーション物語と励まし物語。記憶のマジックテープ理論と同じ。
  • 人を励ます物語の3つの筋書き:挑戦、絆、創造性
  • 頭の中で練習しただけで、体を動かす練習の2/3の効果が得られる。

さらに、

これを妨げるのが「知の呪縛」であると指摘する。「知の呪縛」とは、「いったん何かを知ってしまったら、それを知らない状態がどんなものか、うまく創造できなくなり、自分の知識を他人と共有するのが難しくなる」ことを意味する。

参照:www.tc-platform.com/blog/archives/81

原則1から3までがアイデア自体について
原則4から6までが商品のPRの仕方、
このどちらの邪魔をするのが「知の呪縛」です。