本当の勝ち組になるには
ここ数年「勝ち組」「負け組」という単語をあちこちで見かけますね。
僕はこの言葉が嫌いです。
ちなみに勝ち組とは、ウィキペディアから引用すると
「経済的に成功し社会的地位・信頼を勝ち得ている企業や個人の事」です。
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こんにちは、最近自分でドリップコーヒーを美味しく入れることができた時ちょっと嬉しいモリカミです。
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俺は負け組だ、あいつは勝ち組だ、
とへこんだり喜んだりすることがあるなら、
それは間違っています。
勝ち組=幸せな人、と考えていませんか?
実は経済的に成功、地位、名声をつかんだ人が幸せとは限りません。
あなたがなりたい勝ち組とは
ほとんどの「勝ち組になりたい」と思っている人は、「勝ち組になったら幸せになれる」と考えています。
皆がなりたい「勝ち組の人」とは、幸せに感じながら生活する人なんです。
本人が幸せに感じていれば、その人は勝ち組ということです。
他人がどう思うのかは関係ありません。
では、どうやったら幸せと感じるのか?
そのために参考になるのが次のことです。
学者マズローの「欲求について」
マズローの欲求5段階説という言葉をきいたことがありますか?
マズローという学者が「人間の欲求には5段階のステップがある」と発表した説です。
これがよく使われる欲求5段階説の図です。
これは
下の方にある欲求ほど、多く満たされたいと人は思う
自己実現の欲求は、他4つの欲求が(それなりに)満たされた上であらわれる
と見てください。
例えばマズローは
普通の人間は
生理的欲求は85%ほど満たされていて、
安全の欲求70%,愛の欲求50%,自尊心の欲求40%,
自己実現の欲求10%が満たされている
と言っています。
「それなりに満たされた上」とは人によって程度が違うということです。
よくこの図を
下の層が満たされるとその上の層が欲しくなる、
と説明しているところがありますが
この考え方は間違いです。
図の名前も「マズローの欲求5分類説」が正しいでしょう。
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参照元:
マズローの基本的欲求の階層図への原典からの新解釈
http://arch.luke.ac.jp/dspace/bitstream/10285/2806/1/kiyo35-2008028.pdf
各欲求について簡単に説明します
生理理的な欲求
生きていくための基本的・本能的な欲求(空気、水、食べ物、庇護、睡眠、性)です。
安全と保障の欲求
安全で安心できる暮らしがしたい欲求です。
住まいが確保されいて、体が健康である。
社会的欲求
何かの集団に属したい、仲間に加わりたい欲求です。
これが満たされない人は孤独や社会的不安を感じます。
国、会社、友達などですね。
尊厳欲求(承認欲求)
他の人から尊敬されたい、認められたいという欲求です。
これは経済的物質的にではなく、精神的な欲求になります。
自己実現欲求
自分の夢や理想を実現したい欲求です。
大雑把位に言うと、娯楽的なこと、自己表現などです。
5種類の欲求がそれなりに満たされていること
マズローの説は完璧ではありませんし、
今の時代には合っていない部分があります。
個人差、環境の差によっても違うでしょう。
そこで次のようにざっくりと解釈してください。
5つの欲求がそれぞれどれぐらい実現していると満足するのかは、人それぞれ。
満足している=幸せと感じる条件は、人によって違うのです。
本当の勝ち組になるために
だから、自分が幸せになる=勝ち組になるための近道は、
5つの欲求それぞれで満足と感じるレベルをさがすこと
行動することです。