商品を守る意匠登録に挑戦

意匠とは「工業生産物に,型や模様等を付し,人の嗜好に合うように工夫したもの」のことです。

必要は発明の母

自分がある時何かをしていて・または何かをしようとしたときに

「こんな物があったらいいのに」

と思ったことはないですか?

そんな場面では何もせずに終わることが多いですが、

その思いついた物は、もしかしたらまだ(日本の)世の中にない物かもしれませんね。

もしそうなら、

頭の中に思い浮かんだそのアイデアを紙に描いて、具体的に何に使うのかが文章で書けたら、

それは立派な「意匠」ですよ。

それを自分のオリジナルのアイデアとして守るためにある法律が「意匠法」。

意匠を申請し、意匠権が獲得できれば、他の人はそのアイデアを真似することができません。

工業製品であること

大事なのは工業製品についてのアイデアということ。
量産できて、世の中に製品として出回るようのものについてのアイデアです。

ですので「こんな商品があったらいいのに」と思った場合で、自分が書いた絵やイラストではありません。
もちろん、自分で作ったキャラクターを商品に使いたいのなら別ですよ。

じゃあ、意匠権をとってみるかと思っても、

その前に大事なのが「他の人が似たようなアイデアですでに意匠権を取得していないか」という確認です。
そのためのウェブサイトがこちら↓。
特許情報プラットフォーム|J-PlatPat – J-PlatPat – INPIT

キーワードを入れて検索。
同じアイデアがないことを願いながら、検索結果を1つずつみていきます。
なければ、意匠権の取得申請ができます。

書類書いて、図面描いて、そして手続き料を払います。

16,000円。

!!高い!!、ですよね。

だから本気で商品として売るつもりがないなら、

そしてそれがたくさん売れないなら、

意匠権って役に立ちませんよ。

しかも、申請に落ちる(却下される)可能性もあるので、
そうなったら、無駄になるわけです。

だから無駄になってもいいぐらい先行投資のつもりでない限りは、
商売で利益が出ていないとやらなくていいように思います。

今回こんなことを書いたのは、僕の販売をしているオリジナル商品で意匠登録をしようかなと思っているからです。

明日あたりは図面を書くのに挑戦してみようかな。