寒い季節は感染症に注意 1
寒くなってきて体調が悪くならないように気をつけることとして、感染症があります。特に有名なのがノロウイルスです。
感染症とは、微生物が人の体の中に侵入して起こる病気です。
その感染経路、症状、治療方法はいくつもあります。
原因となるのは病原性微生物であるノロウイルスです。
このウイルスは、感染症胃腸炎や食中毒を引き起こします。
感染力がすごく強力で、数十のウイルスが口から体内に入っただけで感染します。
感染しても数日で回復していきますが、その間は激しい嘔吐と下痢の辛い症状が続きます。
体内に入ったウイルスは腸管で増殖し、1週間から1ヶ月程度は便の中に排出されます。
感染した人の嘔吐物には1グラムの中に約1万から10万個、便の中には10億個ものウイルスが含まれています。
ノロウイルスには多数の種類があるため、一度感染した後でも繰り返し感染する可能性があります。
毎年11月から2月までの期間がウイルス発生のピークです。