脱サラ起業が向かない人の5つの特徴
この半年ほど脱サラ起業家の生活を「体験」し、
その経験から「起業に向かない人がいる」ことがわかりました。
起業で失敗する人の特徴
次に該当する人は、起業するべきでない、または今はまだ起業してはいけません。
ビジネスのプランがない
何をするのか計画ができていない人。
資金がどのように変化していくのかもシミュレーションしておくべきです。
何かをしたい、というのは夢であって計画ではありません。
絶対成功するという気持ちは大切ですが、失敗した場合どうするのかを考えます。
どこで「撤退するのか」という具体的な線引きが必要です。
資金がない
貯蓄がほとんどない人はすべきでありません。
サラリーマンをしながらコツコツと資金を貯めて、
ビジネスプランを練る、そして起業する、これが一番堅実です。
自分が家庭の大黒柱
家族がいて、自分だけが正社員の場合にはやめたほうがいいです。
ただし十分な貯蓄があり、1年以上はそのお金で生活していけるのなら別です。
または会社をやめても生活費に困らない環境なら不安が少ないです。
一人でいると不安になる
起業すると一人で作業することが多くなります。
自分で判断し自分で行動する、それが起業家です。
心配性
起業してもすぐに収入がないのが普通です。
でも生活費はどんどん出ていきます。
この状態でも「なんとかなるさ」と楽観的になれる部分が必要です。
以上のうち、3つ以上当てはまる人は起業するべきではありません。
衝動的に起業するのではなく、次のようにステップアップ方式で準備していくのがベストです。
脱サラ前に起業する
サラリーマンを続けながら起業します。
つまり副業です。
副業は法律で禁止されているのではなく、会社の規則というだけです。
会社にバレないように起業することは可能です。
本業のかたわらでするのは大変ですが、
それができるだけの精神的強さがないと、そもそも成功しません。
事業が徐々に軌道にのってきてから独立を考えます。
その頃には資金面でもゆとりがでてくるでしょう。
自分の力でお金を稼ぐ体験を続けることで、
物事の考え方は起業家の思考に近づいていきます。
経験を積み、
資金がたまり、
このビジネスでやっていけそうという見通しがつく、
その上で会社を辞めて専業になるのか、
会社員のまま副業としてやっていくのか、
判断するのが一番手堅いです。
独立して起業して成功する、というのは一見格好良くみえますが、
会社員を続けながら副業で成功するほうが、
賢い選択の場合もあります。