初心者におすすめのボブ・マーリーのアルバム

レゲエはほとんど聴いたことがない
ボブ・マーリーの曲を聴いてみたい、
という方のために、
おすすめのアルバムを、「この順番に聴くといいよ」という形で紹介します。

ボブ・マーリーのアルバムはベスト盤だけでもいろいろあり迷うもの。
なかにはよくない物があり、
もしそんなアルバムを最初に手に取ってしまったら
「ボブ・マーリーはつまらない」という残念な印象をもってしまいます。

そうならないために
このページを参考にぜひボブ・マーリーの魅力を知ってください。

ONE LOVE-ザ・ベリー・ベスト・オブ・ボブ・マーリィ

2001年に出たベストアルバム。
お勧めのベスト盤はもう一枚ありますが、
こちらのアルバムの方がより聴きやすい音になっていて、
今の若い人たちにもレゲエの世界を体験するのに入りやすくなってます。

曲の順番、曲と曲の間、各曲の質感・音量のバランスが
よく考えられていて、
スムーズに流れていきます。
ボブ・マーリーの魅力が伝わりやすいアルバム。

感覚的に「他のベスト盤よりも音がクリア」に聴こえるように思います。

部屋で何かしながら、または車をドライブしながら、
BGMとして流しておくのにもおすすめです。

LEGEND(レジェンド)

こちらも、ベスト盤。
1984年に発売され、今売れ続けているアルバム。
日本ではボブ・マーリーで最も有名なアルバムと言っても過言ではなく、
比較的手に入りやすい。

ベストアルバム「One Love」に続いてまたベスト盤を紹介しているのは、
このアルバムの音質が、各オリジナルのアルバムと近いから。

1つのアルバムだけで終わるなら One Love 1枚でいいのですが
もっと他のアルバムを聴いてみたくなったら、
まずこれを聴いて「本来のボブ・マーリーの音」を体験してください。

One Loveが手に入らない場合には、このアルバムから聴き始めてもいいです。

ボブ・マーリーの有名曲がほぼすべて入っています。

LIVE!(ライヴ!)

人気絶頂の時期にあたる1975年7月17日、18日にロンドンで開催されたコンサートのアルバム。

ベストアルバムを聴いた後にこのアルバムを聴けば、
彼の代表曲の1つ「no woman no cry」がこのライブで収録されたものだったことがわかります。

コンサートの熱気、聴衆との一体感の雰囲気が伝わってきて
ボブ・マーリーの魅力はライブで一番発揮されるのだと感じ取れるでしょう。

ライブを収録したアルバムは他にもありますが、
この Live! が一番ノリがよく、おすすめのライブ。

EXODUS (エクソダス)

ボブ・マーリーで、ベスト盤をのぞいた中で一番お勧めといえばこのアルバム。

ボブ・マーリーのアルバムは、後からリマスター盤が出たり、未発表曲を追加したりして、同じ名前でアルバムがリリースされることが多く
特にこのエクソダスは何種類もあります。

たとえばジャケットの見た目は同じでも、
名前が「エクソダス+1」とならオリジナルに一曲追加されている、という感じです。

販売されているアルバムもそれぞれで金額が違います。

エクソダスのファースト版は1枚ですが、
後からリリースされたアルバムの中には、2枚や3枚組の物があります。

これまで紹介してきたアルバムよりも、
ずっしりとした感じの音調でメッセージ性が強いのが特徴的。
聴きごたえがあります。

ボブ・マーリーが曲にするテーマは、
彼の前半のアルバムでは現実の社会問題を訴えるようなものが多く
これはその時期のもの。

レゲエが好きな人がお勧めするボブのアルバムがこれ、
レゲエの入門版と言われています。